[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
Webマーケティングは「可視化」がキモ
「イーナチュラルは何をやっている会社ですか?」と尋ねられた時、
私は「Webマーケティング会社です。」とお答えしています。
もちろん、ホームページ制作会社でもあります。
ただ、イーナチュラルが手がけるホームページ制作は、誰かから
言われた通りに作るのではなく、もう少し上流からお客様と一緒に
なってホームページのあり方を考えたり、その後の運用はもちろん、
時にはお客様のビジネスを一緒に考えたりと、かなり懐の奥深い
ところまで足を踏み入れていくこともしばしばです。
そういったこともあり、ホームページ制作会社ではなく、
お客様のホームページを広くビジネスに活用するお手伝いを
する会社という意味も込めて、Webマーケティング会社と言って
います。
一方で、Webマーケティングといっても、一体何をどんな風に
やるのか、ピンと来ないと言われることもあります。
実際、Webマーケティングで行うことは多岐にわたり、一言では
言い切れないところがありますが、なんとなく感じていることを
「可視化」することは、重要なプロセスのひとつです。
例えば、先の震災で特定のサイトを除いては、多くの企業サイトで
ホームページのアクセス数が減っていることと思います。
そして、恐らく他社・他業界でもそうだろうと推測されると
思います。
Webマーケティングを実行する中では、この「そうだろう」を
様々な方法で「そうだ」に変えられるように取り組みます。
例えば、震災の影響が大きいであろう飲食店サイトであれば、
次のような形で「可視化」することを試みます。
Google Insights for Search - ウェブ検索の人気度: 飲み会 - 日本, 2011/3
http://www.google.com/insights/search/#q=%E9%A3%B2%E3%81%BF%E4%BC%9A&geo=JP&date=3%2F2011%201m&cmpt=q
上記は、Google Insights for Searchを使って、
日本全国での「飲み会」というキーワードの、2011年3月の
検索状況を調べたものです。
これを見ると、震災があった11日から検索ニーズはガタっと落ちて
いて、その後1週間後くらいから徐々に回復している様子が
うかがえます。
最終的にはこのデータから何を読み取るのかが重要ですが、
その途中のプロセスとして様々なツールを活用して、
現象を目に見える形にしていくことが、Webマーケティングの
重要なポイントのひとつです。
2011.04.13