[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
Yahoo!の検索エンジンがGoogleに変わった結果は?
2010年12月、Yahoo!の検索エンジンがGoogleへ切り替わりました。
見た目には変わらないため、一般の方々にとっては気づかない変更
かもしれません。しかし、実際には2010年12月のYahoo!経由のアク
セスが大きく変化しており、ホームページ運営者にとっては見過ご
すわけにはいきません。
イーナチュラルのお客様の事例を紹介します。とあるBtoB向けサー
ビスを提供する企業様ですが、下記のように前年同月比で大きな伸
びを見せています。
Yahoo!検索結果からの訪問者数 --- 4.4倍
上記のコンバージョン件数 --- 5.5倍
これだけコンバージョンが伸びれば成約まで結びつくケースも多く、
Yahoo!の変更万々歳です。
さて一方で、この変化は検索エンジンが変更されたことによるもの
で、検索する人が増えたわけではありません。つまり、上記のよう
にYahoo!検索結果からの訪問者数が増えているところもあれば、逆
に減っているところもある、ということです。
検索しているユーザーの母数が変わらないのですから、どこかが増
えればどこかが減っているのは、頷けますね。
弊社でアクセス管理をしているサイトの統計をとってみると、
Yahoo!とGoogleのユーザー比率は、前年同月比の誤差がわずか1%
しかありませんでした。今回の変更で訪問者数が増えているサイト
があれば、その分だけ減っているサイトがある、ということを証明
している数字です。
増え方・減り方にも種類があります。おみくじ的に表現すれば・・
[大吉] 訪問者が増えて、成果も増えた
[吉] 訪問者が増えて、成果は増えない
[凶] 訪問者が減って、成果は減らない
[大凶] 訪問者が減って、成果も減った
実際には、訪問者増&成果減、訪問者減&成果増という変則パター
ンもあるとは思いますが・・・
もし、Yahoo!の検索エンジン変更を機に、自社ホームページの成果
が減少してしまっていて、何か対策を!ということであれば、1ヶ
月前まではYahoo!検索経由で成果が出ていたわけですから、
・即効なら、リスティング広告チャレンジ
・待てるなら、SEO再チャレンジ
のどちらかが主たる対策になるでしょうか。
どちらにしても、アクセス解析で自社ホームページの状況はしっか
りと把握しておきたいところです。
2011.01.26