[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
10年経って変わったこと、変わらないこと
2010年9月1日、イーナチュラルが会社設立10周年になりました。
今から10年前といえば2000年、20世紀最後の年です。
私の記憶ではあてにならないので、インターネット白書2000をめくっ
てみると、こんな記事が並んでいました。
・日本のインターネット人口が2,000万人を突破
・iモードユーザーが500万人突破(1999年に始まったばかり)
・回線速度はモデム56kbps~ISDN64kbpsが主流
・使うときだけつなぐ都度接続が主流で、常時接続はこれから
10年経った今では、ネットを使わない人より使う人の方が圧倒的に
多く、パソコンや携帯はもちろん、iPadやスマートフォンやテレビ
やゲームなど、あらゆる端末でネットを使っています。パソコンで
はブロードバンドの常時接続があたりまえで、携帯でさえ10年前の
パソコンより速い速度でつなげることができます。
ポータルサイトのランキングでも
1位 Yahoo!JAPAN 68.8%
2位 goo 39.0%
3位 infoseek Japan 25.9%
となっており、Googleの姿はありません。
Youtube、mixi、gree、twitterは、誕生さえしていません。
そんなことを見ているうちに懐かしくなってしまい、当時の企画書
などをペラペラめくっていました。
すると、10年前から来訪キーワードや経路を調査していたり、検索
エンジンからの集客を考慮したサイト構成になっていたり、CGIで作っ
た更新システムを動かしていたり、受注につながるページ遷移を検
証していたりと、程度の差こそあれ現在と同じようなことをしてい
たんだ、ということにあらためて気づいたのでした。
インターネットにつながる端末はどんどん進化し、インターネット
自体もあらゆるサービスのおかげでどんどん便利になっています。
インターネットという道具があれば、いつでも、どこでも、誰とで
も、つながることができます。インターネットで企業の営業活動と
いうのも、まったく珍しくありません。
ただやはり、インターネットも道具、道具は道具です。
↑イチロー選手が、素人のバットで打つ
↓素人が、イチロー選手のバットで打つ
↑石川遼選手が、素人のクラブで打つ
↓素人が、石川遼選手のクラブで打つ
↑浅田真央選手が、素人のスケート靴で滑る
↓素人が、浅田真央選手のスケート靴で滑る
どれも似ているようで、決定的な違いがあります。ありますよね?
というわけで、まずは自分や自社を磨くのが先、その上で道具を最
大限に活用する、という順番の方が色々とうまくいきそうな気がし
ます。もちろん、ネットの道具は速いスピードで進化するので、道
具を見極め、道具を使いこなせるようにしておく研鑽も忘れてはい
けません。
自分磨き、自社磨きを十分にして、道具を使う目的、イーナチュラ
ルで言えば「ホームページをできる営業マンにすること」、それを
実現したいものです。
2010.09.08