[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
特定CMSがSEOに有利という都市伝説
ブログを始めとするCMS(コンテンツマネージメントシステム)は、
ホームページを簡単に管理するためにツールとして、ここ数年で広
く一般に浸透したと言えると思います。
と同時に、お客様から次のような質問をいただくことが増えました。
「田中さん、○○というCMSがSEOに強いって聞いたけどどうなの?」
という質問です。
答えから先に言ってしまうと、特定のCMSが検索エンジンに対して
無条件に強いということはありません。
検索エンジンの最大の任務は、検索されたキーワードに対して最適
なページ(サイト)を表示することです。仮に、ある特定のCMSを
使ったときに、そのページの内容に関係なく検索エンジンで上位に
表示されるなら、検索キーワードに対して最適な結果を表示すると
いう検索エンジンの役割を果たせなくなってしまうでしょう。
CMSの中には、SEO用にtitleタグやmetaタグなどを細かく指定出来
る機能を持ったものもあります。しかし、それも人間が適切に入力
することで、初めて効果が発揮されるものです。SEOに強いという
よりも、「SEOに配慮している」という表現が正しいです。
どんなCMSを使っても中身が伴っていなければ、検索結果で望むよ
うな露出は出来ません。
SEOに飛び道具無し。顧客の求めるページ・ニーズを明らかにして、
コツコツとページを増やしていくことが、真のSEOに繋がる唯一の
ゴールだといっても過言ではないと思います。
2010.08.25