[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
○△×は世界の常識ではない。
○(まる)、△(さんかく)、×(バツ)と言われれば、大抵の日
本人はそれぞれを、よい・中間・悪いと理解すると思います。私は
これを世界共通の記号と思っていたのですが、実はそうでないこと
を知って驚いたことがあります。
ちょっと前の記事になるのですが、↓のような記事がありました。
日本以外ではほぼ通じない?○△×のルーツを探ってみた | R25
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20090514-90006950-r25
常識だと思っていることも、それはある限られた範囲のことであっ
て、ところ変われば私たちが当たり前だと思っていることも、変わ
るのだなぁと改めて感じた次第です。
さて、これはもうちょっと規模を小さくして、私たちのビジネスの
世界でも言える話だと思います。ある業界では当たり前の言葉でも、
外から見たときにチンプンカンプンだったり、同じ言葉でも業界に
よって意味合いが異なってくることは、ありそうな感じがします。
例えば、ホームページ上での表現が、そのような業界の常識にとら
われていたとしたら、どうでしょうか? 伝えたいことが正しく伝
わらない、あるいは全く伝わらないとしたら、大変もったいない話
です。
常識は、その人にとって疑問を挟む余地のない当然の知識なので、
それが他人のとっても常識であるかどうか、気がつきにくい面があ
ります。それを避けるためには、常に一般的であるかを意識する必
要があり、なかなか大変な作業であることは想像出来ると思います。
逆説的に言えば、一般的な表現が出来るかが、「伝わるホームペー
ジ」を作るためのキモのひとつと言えます。
2010.07.14