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[ホームページを「できる営業マン」にする方法]

あなたの会社の商品にも、メダルを!

文/齋藤 伸也 :: 2010.02.24

バンクーバーオリンピックの熱い戦いも、メダルの期待がかかる女
子フィギュアを残してあとわずかです。この大会で日本が金メダル
をとっているかどうか現時点ではわかりませんが、前回の荒川静香
さんを思い出せば、やはりNo.1は記録にも記憶にも残るものですね。

さてビジネスの世界でも、金メダルやNo.1は何かと気になります。
世界シェアNo.1、世界最小最軽量、モンドセレクション金賞受賞な
どなど。このような栄誉ある称号を、自社商品にもとらせてあげら
れないでしょうか。

「金メダルなんて、ウチの会社じゃとれないよ」と思った方も多い
と思いますが、ご安心下さい。というのも、あらかじめ競技種目が
決まっているスポーツと違い、ビジネスの世界なら種目を自分で考
えられるからです。

地域に根ざしたビジネスをしているのであれば、世界大会No.1でな
く、○○地域No.1。自社サイト内での売上ランキングNo.1だって、
立派なNo.1です。

検索結果からたどりついたユーザーが、自社のホームページを評価
する時間は、ほんの一瞬です。その短時間で自社商品の良さを伝え
るきっかけとして、自社商品がメダルをとれる種目を考えだしてみ
ましょう。それが顧客の気を引くものであれば、最初の数秒のふる
いから落とされる確率が、ぐんと低くなることでしょう。

先ほど、ビジネスでは競技種目を自分で考えられると言いましたが、
No.1にはNo.1の根拠が必要です。どこからかのおとがめが無いよう
に注意して、正しい情報提供をしましょう。

さらに気をつけたいのは、金メダルやNo.1だといえば、お客さんも
そのつもり、ということです。例えば「お客様満足度No.1サービス」
なら、満足度No.1のサービスでなければ不満足になってしまいます。
No.1を語れば、No.1ゆえのハードルが上がる、ということでしょう。

そんな諸刃の剣ではありますが、どの種目に参加しても入賞できな
い商品より、何かキラリと光る商品についつい気をひかれてしまい
がちです。オリンピックで応援でもしながら、自社商品がメダルを
とれそうな種目を考えてみませんか?

2010.02.24


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