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2010年、企業サイトが向かうべきところ
皆様、遅ればせながら明けましておめでとうございます。
2009年は、政府がデフレを公式宣言するなど、日本経済の厳しさが
改めて浮き彫りになった年でした。この不況下を乗り切るために、
2010年、企業サイトが向かうべきところはどこでしょうか。
まず、2009年を終えて弊社が強く実感したのは次の2つの流れです。
◆1.CMSの定着・一般化
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CMS(コンテンツ管理システム)を導入し、サイト更新を容易にし
たり、SEOに向いたサイトを構築するという動きは、ここ数年のト
レンドでした。その流れの中で多くのCMSツールが出そろい、2009
年、ある一定のレベルにまで達したように感じています。
専門誌の大特集などでも「CMS」の文字を目にする機会が増え、CMS
はもはやトレンドではなく、ベーシックと言えそうです。
◆2.Webマーケティングツールの低料金化・無料化
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2009年は「Yahoo!アクセス解析」のような、これまでであれば有
料で提供されてきたレベルのWebマーケティングツールも無料リリー
スされています。
既にあったGoogle Analytics、Yahoo!サイトエクスプローラー、
Googleウェブマスターツールなどの無料ツールと合わせると、かな
りの事が低料金でできるようになりました。
これらの流れは、「可能な限りのことは自社で行って、外部に出て
いくお金を減らしたい」という企業のニーズにも合致しています。
多くの企業がまだそれらのツールを使いこなせていない、という実
状はあるのですが、企業の大小にかかわらず本格ツールを気軽に導
入できる基盤は整ったのではないでしょうか。
ただし、これは「勝負どころが次のステージに変わった」というこ
とでもあります。
その新たな勝負どころはどこなのか。そしてプロの力も借りながら
どのように他社と差を付けていくか。これがWebマスターの皆さん
が2010年にまず考えるべきところだと思います。
ちなみに弊社は、ツールが充実し、大半の企業がSEOを強く意識す
るようになった今、今後Webマーケティングの勝敗を決めるのは
「コンテンツ力」だと考えています。その辺りの話は次回以降に。
2010.01.13