[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
どこにも書いてなくてもあたり前の動き
日頃生活をしている上で、特に説明書きが無くてもあたり前になっ
ている動きというのがあります。例えば、こんなことです。
・水道の蛇口をひねると、水が出てくる
・玄関前のボタンを押すと、チャイムが鳴る
・ドライバーを廻すと、ネジが締まる
何の変哲もないあたり前のことですが、あたり前の動きにならなかっ
たらどうでしょう。
・水道の蛇口をひねったら、チャイムが鳴る
・玄関前のボタンを押しても、何もおこらない
・ドライバーを廻したら、トイレの水が流れる
なんだか変な話になりますね。そんなことが実際にあったらテレビ
番組にでも投稿したくなります。
さて、ホームページの操作でもあたり前の動きというのがあります。
・Aはこちらと書いてあるリンクをクリックすると、Aページに行く
・左上のロゴマークをクリックすると、トップページに戻る
・ブラウザの戻るボタンをクリックすると、前のページに戻る
・送信ボタンをクリックすると、入力した内容を送信
・送信フォームでTABキーを押すと、次の項目にカーソルが移動
これらが先ほどの例のようにうまく動作しなかったり、変な動きを
してしまったらどうでしょうか。ユーザーがあたり前と思っている
動きをしなければ、ユーザーが困ったり、驚いたり、イライラした
りと、運営者にとって良いことはありません。
無数にあるホームページの中からせっかく訪れてくれたのですから、
気持ちよく閲覧してもらいたいですね。ユーザビリティというとカ
タカナ英語で大げさになるかもしれませんが、いわゆる基本の動き
を考慮したホームページを運営したいものです。
2009.11.11