[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
すぐに伝えるページ、詳しく伝えるページ
以前のコラムで、ホームページでは情報の出し惜しみをせずに、顧
客に伝えるべき情報はすべてサイト上に公開したほうが良いという
話をしました。
「ネットは双方向のメディア」と言われますが、ホームページを閲
覧している限りでは実はあまり双方向性はなく、実際の営業の現場
のようにお客様の話に耳を傾けて臨機応変に接客することは難しい
です。ならば情報はすべて公開をして、いわば「全方位的」な接客
体勢にしたほうが好結果を生むケースが多いです。
しかし、なんでもかんでも情報を出しておけばいいかといえば、そ
れも困りものです。
ホームページを閲覧する人も、じっくりと詳しく商品やサービスの
内容を知りたい人もいれば、なんとなく検討しているレベルの人も
いるはずです。
詳しく知りたい人は、1枚ペラのパンフレット程度の内容しか掲載
されていないホームページでは満足しないでしょうし、ザックリと
知りたい人は、小説のようにホームページの最初から最後まで目を
通さないと、全体像が分からないホームページでは困ってしまうは
ずです。
基本的には掲載出来る情報はすべてホームページで発信すべきだと
思います。一方で読み手のレベルに合わせて、簡単に商品やサービ
スの内容がつかめるようなページを用意しておくことも、お客様に
「伝わるホームページ」を作るうえでのポイントのひとつと言える
でしょう。
2009.09.09