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Google Insights for Search でニーズの波を掴め!
先週8月17日、検索キーワード分析ツール「Google Insights for
Search」が日本語対応したことが発表されました。ブラウザ経由で
誰でも簡単に検索キーワードのニーズ調査が可能ということで、注
目を集めています。
▼「Google Insights for Search」ベータ版
http://www.google.com/insights/search/
▼「Google Insights for Search」日本語化、未来予測機能も公開 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090818_309086.html
特に重宝しそうなのは、複数のキーワード比較ではないでしょうか。
詳しい使用方法はここでは説明しませんが、試しに「豚インフルエ
ンザ」と「新型インフルエンザ」の2つのキーワードについて、検
索ボリュームが2009年の間でどのように移り変わったかを比較して
みました。
▼調査結果
http://tinyurl.com/m95hak
調査結果画面中央には、期間をX軸、検索ボリュームをY軸にとった
折れ線グラフが表示されます。
面白いのは4月末、メディアが一斉に呼称を「豚インフルエンザ」
から「新型インフルエンザ」に改めたことによる検索ボリュームの
逆転です。我々が自社サイトのSEOを進めていく上でも、これまで
重要でなかったキーワードが急に重要性を増す、というケースは十
分考えられることです。
また地域別人気度を見ると、「新型インフルエンザ」は関西、中四
国、九州でのニーズが高いという傾向が顕著に見られます。興味深
い結果です。
このような形で、自社にとって重要なキーワードを複数指定して調
査すれば、各キーワードが世間でどれほどニーズがあるのか、それ
が増加傾向なのか減少傾向なのか、地域や季節によって決まった波
があるのか、などが一目で分かります。
Googleの運営ということもあり、ここ最近出てきたツールの中でも
比較的とっつきやすいサービスなのではないでしょうか。積極的に
活用して、顧客ニーズの波を掴んでいただきたいと思います。
2009.08.26