[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
「隙」のあるホームページのススメ
突然ですが、御社のホームページは居心地がいいでしょうか?
ずっと居たくなる、何度も来たくなるサイトか、ということです。
我々がサイト構築をするとき、クライアントの会社概要や商品・サ
ービス情報など、まずは必要な情報が不足なく載った「隙(すき)
のない」サイトを目指し企画します。しかし、それだけだと何度か
見ているうちに、こう思うわけです。
「なんか息苦しい・・・」。
日本ブランド戦略研究所が発表している企業情報サイトランキング
を見てみました。
企業情報サイトランキング 2008|日本ブランド戦略研究所
http://japanbrand.jp/rCC/80307/1.html
上位のサイトをいろいろ見てみると、会社情報や商品紹介ページ以
外に箸休め的なコンテンツがあるところが多いことに気づきます。
知る・楽しむ サントリー
http://www.suntory.co.jp/enjoy/
お酒と食を楽しむ | アサヒビール
http://www.asahibeer.co.jp/enjoy/
KIRIN_キリンビール_お酒を楽しく
http://www.kirin.co.jp/about/
カゴメ株式会社 > 知る・楽しむ
http://www.kagome.co.jp/style/index.html
また、トヨタ自動車は自分だけのページが作れるという、車好きに
はうれしいコンテンツがあります。
eTOYOTA.net > MyPage
http://etoyota.net/mypage/dc/top
こうした遊び心が、これらのサイトの居心地をよくし、人気サイト
にしているのではないかと思うのです。「隙がある」というと少し
語弊があるかもしれませんが、ほっと一息つけるような、笑点で言
う林家喜久扇師匠のようなコンテンツです(笑)。
もちろん上記の大企業のような凝ったコンテンツが必要なわけでは
ありません。スタッフブログや簡単な診断ページ、豆知識コラムな
ど、比較的低いコストで実現可能なものも考えられます。
そういったその企業ならではの遊び心でお客さんを惹きつけること
ができれば、リピーターの獲得につながるはずです。「隙」は、実
は企業の個性の見せ所なのです。
2009.01.28