[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
ホームページは「サキヨミ、サキダシ」で集客UP
「先入れ先出し」という在庫管理関連の用語があります。読んで字
のごとく「先に入れたものを先に出しましょう」ということで、ど
こかで耳にする機会も多いでしょう。
私も以前、アルバイト先のレストランで「先入れ先出し」を教え込
まれました。先に仕込んだものや賞味期限が先のものを冷蔵庫の手
前に置き、取り出す時には古いものから順に無くなるといようなこ
とです。これを徹底することで、無駄な在庫が削減することができ
るというわけです。
しかし、私たちが気になるのは在庫管理ではなくホームページです。
そこで、こんな言葉を提案させてください。
「サキヨミ、サキダシ」です。
こちらも読んで字のごとくですが、情報を「先読みして先に出しま
しょう」ということです。例えば、夏から連想する情報といえば、
夏休み、花火、海、プール、夏バテ・・・などなど。特に今年は、
北京オリンピックもありますね。このような季節や時事に関する情
報を早めに察知して、早めにネット上に公開しておきましょう、と
いうことです。
夏休みの予定は何ヶ月も前から立てますし、海やプールへ行くのも
事前に情報収集をすることが多いでしょう。そんな時に、ネットに
情報を出しておけば・・・と後悔しても遅いですからね。
また、ホームページの場合、検索エンジンに掲載されるのにもタイ
ムラグがありますから、やはり情報や流行を先読みしていち早くネッ
トに情報を公開し「お客様を待つ」というぐらいがちょうど良いで
しょう。内容にもよりますが、1~2ヶ月前から先を見越して行動
をしておいても、バチが当たるものではありません。
今回は、例として夏休みや海などわかりやすいキーワードをあげま
したが、自社商品やサービスの特性を考慮し、ターゲットユーザー
が知りたがる情報を察知しましょうね。「サキヨミ、サキダシ」を
徹底させて、検索結果の上位に位置することができれば、テレビの
情報番組や雑誌で何かが紹介されても、安心です。
「サキヨミ、サキダシ」が、ネットでいう「仕込み」です。
2008.07.23