[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
リアル営業の「名刺100枚」、 ネットでは・・・?
法人営業の経験のある方には馴染みが深いと思いますが、営業の現場でよく聞
く言葉として「名刺100枚もらってくるまで帰ってくるな!」などというのがあ
ります。読んで字のごとく「100人と名刺交換するまで、外回りをして下さい」
ということです。
・見込顧客と出会いつつ
・営業のイロハを学びながら
・精神的なたくましさも鍛えられる
という効能がある営業活動で、特に新人営業マンに対して与えられる課題です。
4月以降のここ数ヶ月、弊社にもこのような使命を背負った営業マンが多数来ら
れました。最近は新人営業マンも様々で、ズカズカと中へ入ってきたり、運転
免許のように初心者マークをぶら下げていたり、「名刺をもらう研修なので、
何卒名刺をお願いします!」と言う方もいたり、などということもありました。
さて、この名刺100枚ですが、これをネットにおきかえるとどうでしょう。次の
表のようなイメージになるでしょうか。
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リアル営業 要件 ネット営業
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[名刺枚数] → 連絡ができる相手 → [メールリスト数]
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[訪問件数] → 接触した相手 → [サイト訪問者数]
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名刺には、ただもらっただけの名刺もあれば、本格的な話をできた相手の名刺
もあるでしょう。同じくネットでも、リストの質は様々です。そのため、要件
としては「連絡ができる相手」という定義をしました。すると、どのような層
が思い浮かぶでしょうか。
・問い合わせ者
・各種資料請求者
・メールマガジン登録者
この他、RSS登録者なども「連絡ができる相手」となるかもしれません。
営業活動において、商品を買ってくれる人が目の前に現れてくれるのが一番楽
ですが、世の中そう甘くはありません。見込顧客や潜在顧客をコツコツと集め、
そして育てていくことも重要です。新人営業マンも創意工夫をしながら名刺を
集めていましたが、我々もネットで創意工夫をしながらネットならではの「名
刺100枚」を集めていかなければなりません。
ネットならではの「名刺100枚」集めていますか? 集まっていますか?
2008.06.25