[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
人の振り見て我が振り直せ
「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがありますが、WEBマーケティン
グにもこれがピタリとはまります。
先日、クライアントとのサイト企画会議でこのようなことがありました。メー
ルマガジンの読者増を狙う企画の中で出てきた一コマです。問い合わせフォーム
に追加するメールマガジン登録のチェックボックスに、チェックをつけておく
か否かについて・・・
「チェックボックスにあらかじめチェックがついているのどう思います?」
「あれ、いつもチェックをはずさないといけなくて面倒でイヤだ」
「でも、チェックをつけておいたら読者が増えるんじゃないですか?」
「そうだとしても、イヤだと思われるのがイヤです。」
「ですよね、消費者目線で行きましょう」
「では、あらかじめのチェック無しのチェックボックスでいきましょう!」
人間とは面白いもので、人のことだと客観的もしくは消費者として主観的に考
えたり行動したりできますが、いざ自分のこととなるとどうしても「思惑」が
出てしまいます。ところが、他のサイトを見て直感的に良いもしくは悪いと思っ
たことは、大概の場合、当たっているというのが現実ではないでしょうか。
イーナチュラルでは通常、WEBマーケティングを進めていくにあたって、自社や
自社サイトはどういう状況なのかという「初期調査」をします。それと同時に
「競合調査」もしますが、これがいわゆる「人の振り見て我が振り直せ」とい
う活動となるでしょう。
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競合サイトの良いところは取り入れ、悪いところは取り入れない。
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あまりにも単純ですが、この単純なことが後々の成果となって現れてきます。
営業マンであれば、見本となる先輩の行動を取り入れて、誰かから受けた嫌な
営業の真似をしない、これと同様ではないかと思います。昔の人は良いことを
いいますね。デザインの好みや流行の技術だけを真似てホームページの制作を
進めるのではなく、WEBマーケティングの手段としてホームページの活用を見直
してみてはいかがでしょうか。
2008.05.28