[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
ホームページ営業では、後出しジャンケンが通用しません
突然ですが、ジャンケンを思い描いてみてください。それぞれに、
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・後出しジャンケン有り
・後出しジャンケン無し
で勝負をしたら、どちらが勝つでしょうか?
あたり前ですが、後出しジャンケン有りが勝ちますよね。
次に、いわゆる営業の話ですが、
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・ヒアリングをして、顧客の情報や考え方を知っている状態で提案する
・ヒアリングをせずに、顧客の情報や考え方を知らない状態で提案する
どちらが最適な提案をできるか考えてみると、やはりヒアリングできている状
態ではしょうか?
ジャンケンなら後出しした方が、営業なら顧客のことを知っている方が、圧倒
的に有利です。
最後に、魚屋さんになったつもりで考えてみてください。
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お客さんに「なんか良い魚ある?」と言われたら、
魚屋「今日のおすすめはブリだよ」と言えます。
お客さんに「刺身に良い魚ある?」と言われたら、
魚屋「そりゃ~、今日はブリだよ」と言えます。
お客さんに「照り焼きに良い魚ある?」と言われたら、
魚屋「一番のおすすめは、ブリだよ」と言えます。
お客さんに「ハマチある?」と言われたら、
魚屋「ハマチはないけど、ブリはあるよ」と言えます。
ところが、これがインターネットになると、一対一の会話のようには上手くい
きません。例えば、「ブリ」で検索結果1位に表示されていたとしても、お客さ
んが「刺身」「ハマチ」「イナダ」「鰤」「ぶり」などと検索してしまうと、
1位に表示されているとは限りません。それどころか、「ブリ」では1位なのに、
「ブリ大根」「ブリ照り焼き」「旬の魚」などでは全然上位に表示されてない、
なんてことがよくあります。
魚屋さんで例え話をしましたが、皆様の会社のホームページではいかがでしょ
うか? 面と向かってやるなら簡単なことも、ホームページ営業については簡単
にできないことがたくさんあります。後出しジャンケンができないために、
お客さんの気持ちやニーズを、「先回り」して考える必要があるのです!
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・どういう時に検索されるのか
・どういう言葉で検索されるのか
・どういうことが響くのか
・どういうことをしたい人が来るのか
などといったことを「先に」考えて営業する前の準備をしっかりとやり、サイ
トの企画や設計・構築を進め、ホームページ営業で成果を出したいものです。
2007.08.22