[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
ビジネスブログの更新を継続していくヒント
「ブログ=日記」と思っている方が多い、という話をよく耳にします。そのた
め、ビジネスブログを活用しましょうという話になると「私は日記は書けませ
ん」「私はコラムは書けません」、などと思われる方も多いようです。
しかし、ブログは日記やコラムを書くためだけのツールでしょうか?
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ブログは日記やコラムを書くのに便利なツールであることは確かですし、その
ような利用のされ方が多いのも事実です。しかし、企業が活用するビジネスブ
ログの場合は、ブログの利用用途を日記やコラムだけに限定してしまうのは、
非常にもったいない話です。ブログは情報発信やコミュニケーションのツール
だという理解をし、企業として伝えたい情報を発信していけばいいのです。
さて、いざ自社でブログを活用しようとなると「日々気づいたことをブログで
伝えよう!」というのが、すぐにでも始められそうなコンテンツです。しかし、
何を書いても良いということになると、意外に書きにくいものです。溢れ出る
ほど伝えたいことがあり、すぐに文章にすることができるという余程のセンス
の持ち主で無い限りは、結局はネタ不足に陥ってしまいがちです。自社ビジネ
スと関連の無い趣味や食事の話が多くなってしまったり、更新が止まってしまっ
たり、などという【負の連鎖】となってしまうのです。
企業として情報発信を円滑にするためには、どのようなコンテンツをブログで
提供するのか、あらかじめ決めておく必要があります。同じ文章を書くのでも、
テーマが設定されれていた方が書きやすくなるものです。このテーマとは、通
常はブログのカテゴリになるでしょう。ポイントは「ネタがつきないこと」、
つまり更新継続しやすいものをテーマとして設定することです。
例えば、日々寄せられる質問に対して回答する「Q&A」、業界ならではの「用語
集」、ビジネスをする上で蓄積されていく「事例集」、お客様の感謝を広く公
開するための「お客様の声」、知っておくべき最新の「業界ニュース」、など
が考えられます。これらは、自社に蓄えたままにしたり、営業の現場で1対1で
伝えるだけでなく、積極的にインターネットでも公開すべき情報でしょう。こ
のような情報発信にもブログは非常に適した道具となるのです。
ブログは日記やコラムを発信しなければならない、ということはありません。
これらの例を参考にしながら、情報発信の継続ができそうなブログコンテンツ
を想定してみましょう。
2006.04.26