[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
ホームページを営業に活用するために、まずすること
ホームページを営業に活用したい、現在では多くの企業が望んでいることと思
います。とはいっても、すぐに制作をはじめられるものではありません。我々
イーナチュラルでも、実際にホームページを作り始める前の企画フェイズで様
々な活動をしています。
大きくわけると、
・自社
・顧客
・競合
の三種類について、ヒアリングや調査を重ねてから企画を煮詰めていきます。
まずは自社、イーナチュラルから言えばクライアントということになります。
何をする会社なのか、どういった姿勢でおこなっているのか、製品やサービス
の特徴はどこにあるのか、逆にマイナス面はどういったことが考えられるのか
など、自社や自社が提供する製品やサービスについて、様々な視点から検証し
ていきます。
そして顧客、現在の顧客はどのような方々なのか、法人か個人か、属性や特徴
はどういったものなのか、製品やサービスを検討するきっかけや情報収集をす
る際の検索キーワードにはどのようなものが考えられるか、ネット上ではどの
ようなところに顧客が集まっているのかなど、顧客や顧客の行動を想定するこ
とが必要です。
最後に競合、競合他社がどのような活動をしているのかによっても、とるべき
施策が変わってきます。競合企業のネット上での露出度やホームページ活用が
進んでいればいるほど、大がかりな広告投資やマーケティング活動が必要になっ
てくるのは言うまでもありません。自社が競合と考えていなかった企業や個人
が、ネット上では競合となる場合も数多くあるため、顧客が情報収集をしよう
とした段階で露出が多いサイトや広告などのチェックが必要です。
自社、顧客、競合、それぞれの角度から調査を終えると、どの程度ネット上で
マーケティング活動をすべきかが、見えてくるようになります。自社に優位な
特徴があって、それを望む顧客が多く、競合が少ないのが理想的ですが、現実
的にはそのようなケースはほとんどありません。自社に優位な特徴が無く、顧
客のニーズも少なく、競合が多いとなると、効率の良さそうに見えるネット営
業であっても費用対効果が悪くなってしまうケースもあるでしょう。
ホームページを活用しようとなると、デザイン、SEO、広告、ブログなどといっ
たキーワードが注目されがちですが、これらはネット上で自社を表現するツー
ルの一つです。その一歩前の段階で、自社、顧客、競合について、見つめ直し
てみてはいかがでしょうか?
2006.02.08