[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
ほんの少しのアレンジで変わる広告クリック率
GoogleアドワーズやOvertureスポンサードサーチなど、検索エンジンのキーワー
ドに連動した広告がありますが、イーナチュラルが運営しているビジネスブロ
グ( http://www.businessblog.jp/ )でも活用しています。このうち、Google
アドワーズでの事例を紹介します。
ビジネスブログを構築したいと思った企業の担当者が入力しそうな検索キーワー
ドについて、【A】のような広告を掲載しており6%弱の広告クリック率を維持し
てました。広告対象の内容によりけりで一概には言えませんが、この6%弱のク
リック率はまずまず優秀な数値です。
【A】
┌─────────────────┐
│ビジネスブログ │
│ビジネスブログ情報サイト。 │
│企業Web担当者向けに150超の事例。 │
│www.businessblog.jp │
└─────────────────┘
これを、先日発売された書籍「ビジネスブログのつくりかた」のプロモーショ
ンも兼ねて、【B】の広告へと変更しました。
【B】
┌─────────────────┐
│ビジネスブログの本 │
│ビジネスブログのつくりかた │
│企業の営業・マーケティング担当者向│
│www.businessblog.jp │
└─────────────────┘
さて、その結果はいかに・・・
広告を掲載する検索キーワードの設定はほとんど変えていませんが、クリック
率は半減以下となってしまいました。同じサイトの広告で、ほぼ同じ検索キー
ワードに対して行ったものであっても、広告内容をアレンジして広告の訴求ポ
イントを変えることで、ずいぶんと効果が変わるものですね。
今回はクリック率が下がってしまった例ですが、広告内容を少しアレンジをす
るだけでだいぶ変わってきますので、現在出稿している方は一考の余地があり
そうです。
ちなみに、書籍の広告はクリック後に書籍ページを見せて各書籍販売サイトへ
誘導することがメインとなっていますので、簡単に比較ができるものはありま
せんが、Googleアドワーズ経由で弊社への問い合わせに結びついたコンバージョ
ン率も激減しました。もちろん、書籍を読んでくださって、また舞い戻ってい
ただければ全てOKとなりますが、どうなりますでしょうか・・・
広告の効果はクリック率だけでなく、コンバージョン率、実際の売上や利益な
ど、広告が目的としているものを指し示す何らかの指標をベースにし、その効
果を吟味検証していきましょう。クリックだけされて何も生み出さない広告も
あれば、クリック率は少ないけど顧客に結びつきやすい広告もあるものです。
自社の目的に合致した広告内容になっていますか?
検索キーワード広告の文字スペースはほんの数十文字ですが、だからこそ、ほ
んの一工夫だけで広告効果がガラリと変化します。面白いですよ。
2005.04.13