[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
「アレ」ってなんだっけ?
誰もが思いつく検索キーワードで検索エンジンの上位を死守するのは大変です。
さらに、検索エンジンのキーワードに連動した広告(PPC)を出すとしても、ク
リック単価も高くなりがちです。それはそうですよね、誰もが思いつくキーワー
ドですからSEOの競合ページも多いでしょうし、広告にしても出稿企業が多くて
競り合いとなり単価が高くなってしまうのです。
保険会社なら保険、旅行会社なら旅行、不動産会社なら不動産、企業向けでも
グループウェアを扱う会社のグループウェア、SFAを扱う会社のSFA、そんな検
索キーワードが誰もが思いつく検索キーワードとなるでしょうか。
ところが、誰も気づいていない「おいしい検索キーワード」が存在しているケー
スもよくあります。「おいしい検索キーワード」とは、
・SEOやPPCでそれほど競合がいない
・購買意欲を持ったユーザーが検索する
そんな検索キーワードです。
では、どうやって見つけるのでしょう? 基本的には、検索するユーザーの立場
になって徹底的に考えるしかないのですが、いくつか典型的なものもあります
ので、例を挙げてみましょう。
・自社もしくは商品名やサイト名などを示す言葉
あなたの会社のページを見つけたいと思っている人たちが入れる検索キーワー
ドです。自社を指し示す略称や愛称はありませんか? 「自社+商品名」で検索
しても結果に表示されますか? 特に、入力を間違えてしまいそう、難しくて読
めない、よく○○と間違えられる、といった名称であれば、なおさら注意が必
要です。
・短縮語(もしくはその逆)、同意語
メールマガジン→メルマガ、デジタルカメラ→デジカメ、などは思いつきやす
い短縮語ですが、自社で扱う商材を示す言葉で短縮語や同意語はありませんか?
他にどんな言い方ができる商品ですか? 商品提供側が思いもつかないキーワー
ドで検索する、そんなユーザーもけっこういるものです。
業種によってはまだまだ色々とありますが、競合がいなくて購買意欲の高いユー
ザーが検索する「おいしい検索キーワード」、是非見つけてください。サイト
の集客増、問い合わせ増、PPCのコストパフォーマンスアップなど、様々な効果
が出てくることと思います。
2005.03.09