[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
検索エンジンのためだけに最適化しないこと
昨今、SEOや検索エンジン最適化という言葉が広く認知されるようになってきま
した。このメルマガを読んでいるWebマスターやWeb関連業界の方々にとっては、
知っててあたり前、実行できて一人前というぐらいの内容かもしれませんね。
以前は、SEOや検索エンジン最適化という言葉も一般的でなく、我々もうまく上
位に表示されれば訪問者が増えるということで試行錯誤をしながら結果を出し
ていました。後から、今までやっていたのは検索エンジン最適化だったのかと
思ったほどです。世間に認知されるようになるには、言葉の威力はすごいとあ
らためて感心します。
さて、検索エンジン最適化というと真っ先に検索エンジンのことが頭に浮かび、
どうやったらロボットがどうなるとか、検索エンジンにはどう見られるかなど、
どうしても検索エンジンのことばかり気になってしまうようです。
ところが、検索エンジンのことばかり考えていると、知らず知らずのうちにス
パムと言われる行為になってしまったりすることもありますので注意が必要で
す。検索エンジンへ向けた対策が重要であるということには異論はありません
が、検索エンジンを利用するのは人ですし、さらには検索エンジンを作ってい
るのも人なのです。
上位に表示されればそれなりにアクセスは増えるのでしょうが、「どう」表示
されているのか、人が訪れた後に「どう」誘導するか、などにも試行錯誤を繰
り返す必要がありそうです。つまり、人が検索エンジンを「どう」利用するの
かをつきつめていくと、本来の検索エンジン最適化ができそうですね。
検索エンジン最適化を検索エンジンの順位を上げるためだけのテクニックとだ
と思ってしまえばそれまでですが、検索エンジンを通じて本来の顧客志向を考
慮したWebマーケティングができればしめたものです。
検索エンジン最適化をする際には、検索エンジンはもちろんのこと、人に目を
向けていただくと本来の成果に結ぶつけられるように思います。
2004.05.12