[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
ホームページの向こう側にいる人
普通のお店ですと、目の前にお客さんがいて、お客さんの行動は見ていればわ
かり、声をかけるタイミングをはかるといったようなことができると思います。
ところが、ホームページではユーザーそれぞれが店主の知らないところで行動
をし、うまくいけば問い合わせなどをしてくれますが、大半は知らないうちに
去っていくことになります。
ホームページもお客さんの顔自体が見えないだけで、実は自社のホームページ
に毎日何十人何百人という人が訪れては去っていっているのです。
人によっては「欲しい情報がないや」「何が書いてあるかわからないページだ
な」「見栄えはいいけど中味がないな」などと、あまり良くない印象を持って
去っていく人もいることでしょう。それはあまりにももったいないことです。
面と向かってお客さんの顔が見えていれば、フォローすることもできますが、
ホームページではなかなかそうもいきません。あらかじめ、ホームページの向
こう側にいる「人」のことをよく考えて作っていく必要があるのです。
どういう時にホームページに来るのか、何を求めてくるのか、会社としてその
人に何を伝えたいのか・・・考えればキリがありません。さらに、ホームペー
ジ来訪の目的は人それぞれに違います。製品やサービスの情報を知りたい人、
会社の連絡先を知りたい人、採用情報を知りたい人、などなど様々な目的を持っ
て来られた方に対して、適切に案内をしなければならないのです。
ホームページの向こう側には人がいます。適切な案内や商品説明など、会社の
受付や営業マンがしていることをWEB上でする必要があるのです。一方的に情報
を押しつけるのでなく、その人のことをよく考えて作られたホームページであ
りたいものです。
2004.03.10