[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
SEOと広告だけでOKか?
SEOをやってみた。アドワーズやスポンサードサーチもやってみた。豪華な商品
を設定して懸賞だってやった。その結果として、アクセス数は増えた。でも、
思うような成果が得られない、そんな思いをされた方も多いのではないでしょ
うか?
SEOや各種広告などは、サイトの「入口」です。人の流れに誘われたり、店頭に
掲示してある商品が見たくなったり、素敵な広告を見るなどして、店の「入口」
までたどりついても、「何も買わないで帰ってしまったこと」「何も見ずに帰っ
てしまったこと」誰にでもそんな経験があるのではないでしょうか?
「入口」まで来てくれる人をいくら増やしたところで、商品を購入したり、問
い合わせや予約をするなど、最終的な行動を起こすところまでいかなければ、
営業やマーケティングに活用しようとする企業ホームページの役目を果たした
とは言えません。もちろん「入口」に来てくれる人が増えれば、単純計算で購
入者も増えそうな気がします。ところが、みつけにくいホームページをわざわ
ざ探してたどり着いた方が購入する確率と、目立つ広告をみつけてふらっと立
ち寄った方が購入する確率は変わってくるというのが現実です。「入口」に来
る人を増やすだけでなく、購入などの行動までつなげる確率を上げることも非
常に重要なことなのです。
現在、「入口」1000人→「購入」10人 というようなサイトがあったとして、
SEOや広告で「入口」にたどり着く人が2倍になったとしても、「購入」してく
れる人は必ずしても20人にはならないのが現実です。非常に地味な作業になり
ますが、データ検証をしながらサイト内の修正を繰り返して、「購入」しても
らえる確率を上げた方が効果が出やすいということもありますので、SEOや広告
ももちろんのこと、サイトの中もじっくり見つめ直してみましょう。
リンクの文字や画像、ちょっとした修正一つでクリック率が変わる、なんてこ
とがありますよ。
2003.10.22