[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
ホームページ活用に必要なスキル
ホームページを活用して行くため、次のようなスキルがあります。
・自社をよく知っていること
・競合をよく知っていること
・顧客をよく知っていること
・ネットをよく知っていること
・自社をよく知っていること
会社や製品、サービスの強み弱みを認識し、それぞれの勘所を抑えてアピール
できるようでなければなりません。ホームページを活用して行くためには、ネッ
トスキルうんぬんよりもこの点が最も重要になってきます。
・競合をよく知っていること
競合を知らなければ自社の対策を立てることが難しくなります。たとえオンリー
ワン企業だと自負していても、どんな企業でもライバルは必ず存在します。考
えもしなかった異業種の企業が競合になることも十分に考えられますし、ネッ
ト上では個人サイトがライバルになることもあり得るのです。競合は誰なのか?
どんな競合なのか? 知っていた方がいいというより、知らなくてはならないこ
とでしょう。リアルの競合だけでなくネット上の競合も含めて、競合が何をど
のようにして成功・失敗をしているのか、よく知っておく必要があるでしょう。
・顧客をよく知っていること
自社の顧客はどういう人(会社)かよくわかっていることが重要です。その相
手がどのような状況で自社の製品やサービスを必要とし、どのような手段でそ
の内容を知り、何について比較検討しているのか、何が購入決定のポイントに
なるのか、顧客の行動を具体的に思い描けるほどに熟知してなければなりませ
ん。
・ネットをよく知っていること
検索エンジン最適化、ユーザビリティー、HTML、CSS、Javaスクリプト、ブラウ
ザ、ポータルサイト、広告媒体、ドメイン、サーバー、プログラム、データベー
ス、HTML編集ソフト、画像編集ソフト、動画、最近のトレンドなど、自社ホー
ムページに関連するありとあらゆることを、ホームページをうまく活用するた
めに結びつける手法を具体的に知っている必要があります。自社、競合、顧客、
全てを知った上でそれをネット上で実現するためには欠かせませないスキルで
す。
これまで「よく知っていること」をあげてきましたが、あとは「行動」あるの
みです。知っているだけでは成果は生まれません。「よく知っていること」を
もとに「行動」し、「行動」の効果を検証して次の「行動」につなげ、その間
にも情報収集は欠かさない。そんなサイクルが必要になるのです。
ホームページを活用していくためにはネットのスキルはもちろん必要ですが、
その他にも必要なスキルがかなりあります。それはほとんどの場合、営業やマー
ケティングに関するもので「できる営業マン」なら知っていることがほとんど
です。「できる営業マン」になったつもりで、自社、競合、顧客を見つめ直し
てみてください。ホームページ活用のヒントが見つかるかもしれません。
2003.09.24