[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
顧客は目の前にいる
ホームページへ来訪してもらっている方々に対して、正直なところ「対人間」
という実感が少ないという方が多いのではないでしょうか? もちろん、メール
や送信フォームなどを通じてコンタクトがあった場合には、何となく人からも
らった感じがしますので、きちんとした応対をされていると思います。
実際にあるお店に人が訪問してきたら、おそらく「いつ話しかけようか」とか
「どのようなアプローチをしようか」などと、接客のことを考える方がほとん
どでしょう。それと同じような気持ちでホームページをチェックしていますか?
また、ガイドブックで調べてお店に来る、チラシを見てお店に来る、知人から
噂を聞いてお店に来る、などという行動と全く同様のことがインターネットで
は、検索エンジンで調べてホームページに来る、広告を見てホームページに来
る、知人からメールをもらってホームページに来るといったようになります。
人それぞれに意志や動機を持ってお店やホームページに来訪されているのです。
つまり、お店に来ているのもホームページに来ているのも同じ人間なのです。
手元の画面に表示されているホームページや、チェック用に印刷した紙の上で
のホームページだけが気になったりする気持ちはわかりますが、ホームページ
はインターネットを通じて顧客になる可能性のある方々に常に見られているの
です。どこにあるかわからないお店、汚いお店、商品の魅力を感じさせないお
店、商品がどこにあるかわからないお店、接客がまったくなってないお店、そ
のどれも嫌なお店だと思います。自社のホームページがそんな風に思われない
ようにチェックしてみましょう。
顧客が目の前に現れていないだけで、実は顧客は目の前にいるのです。是非、
画面の前の「人」の顔を思い描きながら、ホームページのチェックをしてみて
ください。
2003.09.10