[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
営業マンとホームページ
以前、分譲マンションの営業マンだった頃を思い出しながら書きました。
【飛び込み訪問や電話セールスをしたこともある】
時間がかかったわりにはあまり成果が出なかったな。
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■ホームページでは...
自分でもらう未承諾広告メールを即刻捨てるのと同じかも?手あたり次第に広
告を出してうまくいくのはほんの一握りの商材だけですね。情報を求めている
人にだけ情報を提供する広告手法でないと成果が出ないばかりか会社の印象を
悪くしてしまうこともあります。
【新聞の折込チラシも出していました】
どのエリアの何新聞にいくら使ってどのくらいの効果があったか、毎週地図に
シールを貼ったり、表で集計をしていました。とても大変でしたが、うまくや
れば投資効果を高めることが印象的です。
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■ホームページでは...
おぉ、アドワーズやアクセス解析で似たようなことができそうです。
【住宅情報誌にも広告を出していました】
折込チラシとは明らかにお客さんの特性が違ってました。
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■ホームページでは...
ネット上の検索でもYahoo!とGoogleとではユーザー層が違いますね。詳細なア
クセス解析で媒体毎の特性や検索キーワード毎の特性も調べると、ユーザー層
の違いなどはわかりそうです。
【モデルルームへの案内のために各所に看板を設置していたな】
うまく誘導しないとお客さんが迷ってしまいますからね。
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■ホームページでは...
自分がどこにいるのかわからないサイトって多いですね。トップページだけで
なく、検索エンジンにひっかかるその他のページに突然入ってきても、わかり
やすいサイト構造になっているかチェックしなくては。
【毎日営業日報を出していました】
毎日書くのが面倒で次第にやらなくなってしまってました。
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■ホームページでは...
アクセス解析ツールがあれば、日報などを書かなくても状況が把握できて便利
ですよね。面倒なアクセス解析では意味がありませんが・・・
【最初の接客は最重要】
営業の成果を決める最重要ポイントは、はじめての接客でした。その担当や内
容の善し悪しで、その先の道筋が大きく変わります。
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■ホームページでは...
ホームページでも検索結果をクリックして一瞬でウィンドウを閉じることなん
てしょっちゅうだし。第一印象でぐぐっと引きこまれるホームページは強いで
すよね。
こうして並べてみると、営業活動とホームページを活性化させていくための考
え方や行動がすごく似通っていることがわかります。おそらくWebマスターに最
も必要なのは、インターネットやパソコンの知識ではなく営業マンやマーケッ
ターとしてのセンスでしょう。もし、私がマンション販売会社の社長なら、ホー
ムページデザインができる新人やパソコンに詳しいシステム部のスタッフをホー
ムページの担当にするのではなく、営業成績が良くて顧客からも慕われている
営業マンを担当にします。何せ、目的は「ホームページをできる営業マンにす
る」ことですから。
2003.07.09