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[イーナチュラルな人々]

ブラッドプレッシャー・オーバードライブ状態

文/田中 秀史 :: 2024.06.26

ちょっと前に自家製ラーメンを楽しんでいる話をしましたが、
直近の健康診断で「あんたは血圧が高い」と強めに指摘されて、
それどころでは無くなってしまいました。

私は、お世辞にも健康にスポットライトを当てた生活を送っていた
とは言えませんが、一方で食事バランスには自分なりに気を使って
いたつもりでした。

見た感じは年相応にくたびれた感じは否めませんが、
一方でいわゆるメタボリックな感じではありません。
しかし、血圧高男なんです。

さきほど食事のバランスの話をしましたが、振り返ってみれば
気をつけていたのは主にカロリー面で、塩分についてはほぼ
ノーマークでした。

というのも私は特に塩辛いものが好きなわけでもなく、
また料理全般的にどちらかというと薄味で、たまによその家の
食事をいただくと、しっかり目の味付けと感じることも
多かったからです。

一方で、血圧が高い理由の筆頭は塩分摂取量の多さと
言われているのも事実。

ということで、指摘を受けてから塩分を確認しながら食事を
しています。この業界にいるからにはITを駆使せねば名が廃ると
いうことで、食事管理アプリのお世話になることにしました。

アプリを使って分かったのは、塩分摂取は非常に簡単であること。
え、そんなのとっくに知ってましたか? 私は今になり知りました。

厚労省では一日の塩分摂取量を男性7.5g未満/女性6.5g未満とし、
血圧高男な人はそれ以下が求められるのですが、何も考えずに
食事してたら、こんなのブブカの棒高跳び並みに余裕で超えて
いきますよ。

ブブカが何者か知らない方は若い世代は各自ググってもらうとして、
私は塩分量のブブカになりたくないので、弁当や加工品を買う時は
パッケージ記載の食品成分表で塩分をチェックするのがクセに
なりました。

その甲斐もあってか、食事管理アプリの数字を信じるのであれば
塩分摂取量は基準をそこそこ下回る結果になっているはずです。

そんな生活が2週間ほど経過しましたが、現実は甘くありません。

毎日の血圧測定に結果を見る限りでは、有意な変化は見られません。
「高い血圧でたら嫌だな」とか思いながら測定するのも
ダメなんでしょうかねぇ。

もっとも、長年の不摂生を2週間足らずで取り返そうという考えが
そのそも図々しすぎるので、お医者さんと相談しながら気長に
改善して行こうと思います。

2024.06.26


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