[イーナチュラルな人々]
春に自転車はいかがでしょう
物欲ネタで恐縮ですが、自転車が欲しいのです。
いわゆるママチャリではなく、クロスバイクと言われるような、
ちょっとイイ自転車です。
良く晴れた休日に、自転車に乗って近所をサイクリング。
途中でお腹が減ったら、家で作ってきたサンドイッチを
頬張りながら、穏やかな春の日差しを照らす川の水面に、
目を細めたりします。
要するに、紛うことなき妄想なんですが、
暴走をはじめた妄想にはブレーキが効かないのは、
みなさんも覚えのあるところだと思います。
それはさておき、
実際にイイ自転車が必需かと問われればおそらく不要です。
平日は仕事があるので自転車に乗ることはありませんし、
自転車通勤するには自宅と会社は遠すぎます。
休日は休日で、毎週自転車というわけにはならないでしょうし、
そもそも雨が降っていれば断念です。加えて、夏場の暑い日は
冷房の効いた部屋にいるのが、何より幸せと感じることでしょう。
そのように考えると自転車の出動機会は多くなさそうで、
冷静に考えるほどに、サンドイッチを頬張る私の姿は
霧の向こうに頼りなく消えていきます。
「やめておけ」が合理的な判断であるのは間違いありません。
でも、世の中の結構いろんなものが非合理的で、
合理性だけを根拠にやめてしまうのならば、
人生はずいぶんとくすんだ色になってしまうと思うのです。
つまり何が言いたいかと言えば、
私の私による私のための言い訳です。
私、自転車買ってもいいですよね?
2018.02.28