[イーナチュラルな人々]
久しぶりにライブに行った話
先日、数年ぶりにライブハウスにライブを観に行ってきました。
ライブハウスといってもまぁまぁの大箱で、具体的に言うと、
お台場のZepp Tokyoに行ってまいりました。
何を観てきたかというと、ゲスの極み乙女。というバンドです。
何そのバンド?という声が聞こえてきそうですが、
個人的にはサカナクション以来の要注目バンドなんです。
初めて聴いたのは去年の夏ぐらいだったと思いますが、
あれよあれよという間に注目が集まり、先日はMステにも
出演したりして、ブレイクするときはあっという間なんですね。
で、当日ですが、当たり前なんですがお客さんは若者ばかりでした。
自分の子供だったとしてもおかしくない年齢の若者たちばかりです。
あぁ、若手バンドのライブ会場において、
もはや自分はメインストリームの年代では無いんだなと感じずには
いられませんでした。分かってたんだけどね、そんなの。
久しぶりにライブに行って軽くカルチャーショックだったのが、
昨今のライブ会場での「ノリ方」でした。
僕がライブ会場でメインストリームだった頃の年代のノリ方って、
その場でピョンピョン跳ねたり、それに組み合わせて片手上げたり、
時には拳を突き上げたりといった感じだったと記憶しています。
(ロック系バンドに限定した話です)
でも、今って違うんですね。
こう、手をピストルみたいな形にして、軽く手首をひねりつつ、
腕をつきあげて、前後にブンブン振ってました、みなさん。
なんかこう、これは本当に年代によるカルチャーギャップだと
思うのですが、なんとなく「オタ芸」っぽい感じがして恥ずかしく、
最後までそれは出来ませんでした。
同じようにノってみたいという気持ちはあったのですが、
その姿を俯瞰して見ているもう一人の自分という存在を消すことが
出来ませんでした。
なんでしょうね、僕のことなんか誰も見ていないのに。
自意識過剰なおっさんはタチが悪いですね。
今度はモゲるほどに腕を振ろう。
2014.09.24