[イーナチュラルな人々]
元旦の話
すっかり遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
このコラムを読んでいる皆様に、
今年も多くのご多幸が訪れますよう、お祈り申し上げます。
さてそんなこんなで年が改まり、日本中がすっかりリセット気分で
覆い尽くされている感もありますが、私もその一員であります。
「今年はこうしてやろう...」と密かな野望を胸にいだいて、
2013年を向かえましたが、どんな野望かは内緒です。
なにせ野望なので。たいした野望ではないので。
日本には「一年の計は元旦にあり」という言葉がありますが、
世界に目を向けてみると、1月1日は特別な意味をもたず、
「一応休むけど、まぁ普通の日」という国も多いと聞きました。
宗教も文化も様々なので、
改めて考えれば当たり前と言えばその通りなのですが、
それはそれとしては、私は12月31日から1月1日にかけて日本中を
覆い尽くす「リセット感」が好きです。
良かったことも悪かったことも、全て無かったことにして、
誰も足を踏み入れていない新雪に一歩ずつ自分の足跡を刻んで
いくように、新しい一日を歩んでいこうと思う日が、
一年のうちに一日でもある。
それは素敵なことだと思うんですよね、
例えそれが元旦だけに感じる一瞬の勘違いだったとしても(笑)
2013.01.09