[イーナチュラルな人々]
ドラマが、ただの人をファンに変える。
バンクーバーオリンピック、見てしまってます。私は、体力よりも
技術を競う競技が比較的多い冬のオリンピックが好きです(もちろ
ん技術を支える体力があるのでしょうが)。昨日も朝から女子カー
リングを見ていて、危うく遅刻するところでした。
連日、情報番組やスポーツニュースはオリンピック一色です。そこ
で伝えられるのは、競技の結果だけではありません。怪我との戦い、
家族との絆、ライバルとの熾烈な代表争い、四年前の後悔と雪辱...。
どの番組も、注目選手たちがこれまでにどのような大きな壁を乗り
越え、この戦場に立っているのかをドラマチックに語ってくれます。
もちろん子どもではありませんので、中には多少「テレビ的」な演
出があるのは分かっています。それでも私のようなにわかファンが
ぐっと感情移入して応援するには、そういったドラマの存在が大き
な意味を持つと思うのです。
さて、企業も同じだと思いませんか?
どの企業も厳しい競争社会を生き抜く中で、山あり谷ありドラマあ
りのはずです。偶然出会ったお客さんの記憶に残り、ファンになっ
てもらう。そのためには、実績や記録と共に、企業や商品の背景に
あるストーリー、ドラマを知ってもらうことも大事なのではないで
しょうか。
我々もそれを伝えられるホームページを作っていきたいと改めて感
じた、2010年冬です。
2010.02.24