[イーナチュラルな人々]
ズルするべからず
先週末、通っていたフラワースクールの課程が修了。最後は卒業制
作です。
通常の授業は、決められた課題・決められた花材に沿ってアレンジ
メントを作ります。しかし、卒業制作は5ヶ月間の成果を試すべく
課題も花材も自由に選ぶことができます。
どんなお花を使おうか、どんなアレンジにしようかと色々思案して
いましたが、私にはその必要は無かったようです。なぜならお花の
名前をちゃんと覚えていなかった為に、選べる花材はほんのわずか。
それ故アレンジメントのテーマも限られ、何ともあっさり決まって
しまったのです。
スクールの授業中、お花の名前を覚えているかどうかのテストが時
々あります。膨大な数のお花の名前を覚えるのがどうしても辛い私
は、ズルをしてテストの時間帯を避け、回避出来ると胸を撫で下ろ
すということを繰り返しました。
その結果本来ならば熟考、厳選すべきテーマが、狭い選択肢の中で、
仕方がないからこれで...という結果を生み、5ヶ月間頑張って通い
続けたスクールは寂しい終わりを迎えることになってしまいました。
テストから逃げる方法を考える余力があるなら、一つでも二つでも、
お花の名前を覚えておくべきだったと反省。
ズルをすると、最後に負の形となって自分に返ってくる。
身を持って実感した出来事でした。
2009.08.26