[イーナチュラルな人々]
自らの絶対的立ち位置を自覚する、2009春
桜咲く4月、イーナチュラルにもうすぐ新メンバーがやってきます。
弊社で最年少の私は、自分のことを"若手"と勘違いしてきました
が、とうとう認識を改める日がくるわけです。
さて、新メンバーを迎えるにあたり、インターネットユーザー能力
検定をやってもらいました。パソコンやネットワーク、インターネッ
ト全般に関する知識と実技の能力を見るものです。ついでですので、
我々既存メンバーも受けてみました。
普段私は他のメンバーのIT力に舌を巻くことが多いので、受ける前
は実は点がとれないんじゃないかと不安だったりもしたんです。で
すが、日々無意識に知識を積み重ねていたのでしょう、意外とスムー
ズに解けまして、結果的には90点以上取れていました。もちろん他
のメンバーも同様でした。
中には「場合によってはこれはこっちとも言えるよね」と例外的な
箇所にまで考えが及んだりして、自分にも知らないうちに力がつい
ているのだな、と密かに胸をなで下ろしたのです。
皆さんも思い当たるかも知れませんが、専門家やプロの集団にいる
と、その分野全体で自分がどのあたりに位置づけされているのか分
からなくなるときがあります。プロ野球の二軍選手が、自分の実力
をまず一軍選手などと比較してしまい、相対的に自分はそんなに野
球が巧くない、と思う感覚です。
ですが私は、ときには一般的な指標を得ることで自分の絶対的な立
ち位置を自覚することも重要だと思うのです。当然、一般の人より
は知識があるからいいや、と学ぶことを疎かにしてはいけませんが、
どこを学ぶべきか知ったり、逆に自分より知識がない人に自信を持っ
て教えたりするために必要なことなのです。
まあ、自分がアラサーの"中堅"であるという悲しい(?)事実も
自覚しなければならないのですがね。
2009.04.08